クスノキ
今日はクスノキについて書いてみます。
銀座事務所の近く、昭和通りの歩道上に、クスノキがあり、いつも見ながら歩いています。
道路高架橋の手前の角のスペースに、一本だけ植えられているのです。
樹木の前に、「道路のみどり クスノキ(樟・楠)」という表示があり、原産地、新芽の時期、花の咲く時期、実のなる時期の説明や、樹形や葉、実のイラストも添えられていて、親しみが持てるように工夫されていると感じます。
クスノキは、常緑樹で、大きく広がった特徴的な樹形をしています。
「このクスノキ」は、表示もあり、わかりやすいのですが、他の場所で出会ったときにも、いつでも、「クスノキ」とわかるでしょうか。
表示がなくても、自分で幹、枝、葉などをみて、さまざまな季節や場所で、「クスノキ」だとわかるといいなと思います。「クスノキ」に限らず。
クスノキといえば、以前、とある寺社で、あまりに見事な枝ぶりだったので、庭仕事をされている方に、木の名前を尋ねたことがありました。その方が、しみじみとした表情で教えてくださったのが印象的でした。
(写真は、令和7年1月15日に撮影したものです)

